炭酸水のはじまり:シードルの歴史

炭酸水のはじまり:シードルの歴史


炭酸水は飲むとスーッと気持ちがいい飲み物で、爽やかな感じが好きだという方も多いですよね。この炭酸水、今では様々な味や香りのものが販売されていたり、容器もペットボトルや缶など様々あります。
では、この炭酸水の歴史についてはご存知ですか?
ここでは炭酸水のはじまりについて、そして、炭酸水の語源になっている”シードル”についても、チェックしていきたいと思います。

炭酸水はどこの国でうまれたの?

炭酸水は、ヨーロッパで18世紀末に誕生したと言われています。初めは医療用として提供されており、この時は味付けなどは特になかったようです。
炭酸飲料水としての製造方法が確立してからは、炭酸水に味をつけて販売されるようになりました。
この時も薬剤師が味付きの炭酸水を作っていることから、はじめは医療用として提供されていたことが分かります。

日本に炭酸水が伝わったのはいつ?

日本に炭酸水が伝わったのは、ペリーの黒船来航の時だとされています。ですが、この説にはイギリス船で長崎に伝わったという説もあるため、どちらなのかということは明確にはなっていません。
どちらにせよ、幕末の頃に外国から伝えられたということは間違いないようです。
この時ペリーが持ってきたのは、サイダーではなくレモネードで、後にラムネとして販売されるようになるものです。サイダーは明治以降に登場したもので、りんご酒のシードル(cidre)が語源となっています。レモネードはラムネへと変化し、シードルはサイダーへと変化していきました。今では、ビー玉栓の瓶に入っているものがラムネ、それ以外のものがサイダーというように区別されています。

サイダーの語源は”シードル”

炭酸水と聞いて思い浮かべる方が多いのが、サイダーかと思います。このサイダーの語源は、フランス語のシードル(cidre)だとされています。
日本のサイダー発祥の地は横浜だとされており、1868年にイギリス人のノースとレーによって製造販売が開始されました。リンゴとパイナップルの風味になっている「シャンペンサイダー」という炭酸飲料が発売されましたが、上流階級の日本人でなくては飲むことができなかったとされています。
1875年には金線サイダーというリンゴ風味の炭酸飲料が販売され、「サイダー」という商品名になっていました。
その後、1907年には三ツ矢サイダーが販売されるようになり、日本のサイダーは様々な場所で作られることになったのです。

おわりに

このように見てみると、炭酸水の歴史は以外と昔から続いていたことが分かります。
もっと遡ると、はじめに炭酸水を作ったのはクレオパトラだという説もあるようで、炭酸水の歴史はかなり深いと言えます。
他にも、普段当たり前になっている飲み物や食べ物の語源を調べてみると、面白い発見があるかもしれません。